「トレードオン・コミュニティー」という言葉にかける想い
2021/03/19
「トレードオン・コミュニティー」という言葉。
35類と41類で商標登録が完了しました。
約1年間かかりました。
「トレードオン・コミュニティー」は
2022年に実現したい想いが詰まっています。
SDGsという英字の4文字が
最近流行みたいに、あちこちで聞きます。
猫も杓子も状態です。
SDGsをスクールや大学院などに通って、
2年程度ですが探求してきました。
奥は深いです。幅も広いです。
SDGsを勉強していると
「トレード・オフ」という言葉に出くわします。
ネット検索すると色々解説が出てきます。
「トレード・オフ」(trade off)とは、
何かを達成するためには何かを犠牲にしなければ
ならない関係のこと。
意訳かもしれないですが、
素敵な団地に住みたいというニーズがあって、
山林を伐採して造成した結果、
快適な団地が実現できたけど、自然破壊した・・・
その団地の近くで太陽光設備を設置することで、
自然エネルギーへの貢献やCO2削減も実現できそう。
一方で、やっぱり山林を伐採する。
自分たちの住んでいる団地も伐採してできたけど、
自然破壊はよくないと反対したりする。
総論賛成、各論反対。
だって人間だもの。
仕方がない。
ようするに、経済成長と環境破壊という二律背反。
前述の団地造成は一つの例。
これからは、それでは企業の発展はないですよ。
そこで、企業の今後の戦略的方向性として、
反対の「トレード・オン」という概念が登場してきます。
この言葉は、ピーター・D.ピーダーセンという有名な人が
提唱されたみたいです。
その方は、「トレード・オン」とは
善の循環、ポジティブ・スパイラルを意味するって
言っています。
自分なりに乱暴な意訳をすると、
あっちもこっちも両立でき、社会の課題を
複合的に解決していける企業が、
企業価値を高めて成長していく・・・みたいな感じです。
日本的に言えば、近江商人の「三方良し」かもです。
それなら八方良しができれば、もっといいやん!
それが、「トレードオン・コミュニティー」です。
飲食店(飲食事業者)が起点になって地域創生が実現する!
そんな仮説を立てて実証に向けて動いています。
このこと、著書で書きたかったんですが。
これから関わって頂ける方々と共有していきたい内容です。
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